今日は、ハンドルカバー装着のメリットについて話していこうかなぁ。
突然の宣言だが、俺は、ハンドルカバーはアリだと考えている人なんだ。
だからPharmにも装着させているし、本人も機嫌よく身に着けてくれているから俺は満足している。
Pharmは青色がよく似合っていて、本当に魅力的なパートナーだぜ。
あ、ちょっと待って。Pharmが帰宅してきたみたいだ。
おかえりPharm。
P’Dean・・・、ボク・・・。
帰ってくるなり大粒の涙を浮かべたPharm。
ただならぬ様子に事情をきいてみると、見知らぬ人から笑われたことに傷ついているみたいだった。
「ハンドルにカバーつけるのって、ダサくない?」
「アクセサリー感覚らしいけど、そいつの気持ちがわからん」
あー・・・うん、うん。
わかるぜ!否定派のその気持ち!
なにを隠そう俺だって、ちょっと前までは見た目が悪いという理由で完全否定していた人種だったから。
けどな~。
実際にハンドルカバー装着したハンドルを握ってみると、「・・・アリだな」って気づかされたんだよ。
その触感たるや。
Pharm泣かないで、顔を上げて。他人の言うことなんて無視すればいいんだよ。
でも・・・。
お前はいったい、何に対してそんなに落ち込んでいるんだ?
誰にバカにされたって否定されたって、主人である俺の言うことだけを聞いていればいいのに。
バカ正直に他人の意見に左右されて、傷ついて。
そこがまた、たまらなく可愛いんだけどな。
俺とお前が幸せであることに、誰かに迷惑かけているか?
ううん。迷惑はかけていない・・・と、思う。
そう。
ハンドルカバーはいまだに偏見の目で見る人が多いんだ。
だけどさ、メリットを感じたから使用しているだけなのに、他人に文句を言われる筋合いはないんだよな。
いいんだよ自己満足で。
他人がなにをいってこようと、いいたい奴には言わせておけばいいんだって。
100%の人が「いいね」なんて、認めてくれることは絶対にないんだから。
PharmはPharm。今のまま、俺の愛するPharmでいてくれ。
ぅん・・・。
ということでハンドルカバー歴たったの1年の俺が、ハンドルカバーについて俺なりの考えを話していくぜ。
ハンドルカバーにはメリットがいっぱい!
ハンドルカバーの良さは、自分の肌で体験しないことには実感できないと・・・俺は思うんだ。
冒頭でもふれたとおり、俺だって昨年まではハンドルカバー反対派だったんだからな。
運転免許証を取得して数十年。
素のハンドルが一番だと、ハンドルカバーなんて邪道だとさえ思いこんできたこの俺の意見を一瞬にして覆したんだから、エライコッチャだぜ。
車検で貸し出された代車。
ハンドルカバー装着のこの代車に、しかたなく乗り込んで発進すること5分。
なんだコレ?!
まるで夢から目覚めるかのように、ハンドルカバーの良さに気づかされた俺がそこにいたんだ。
メリット① 握りやすさと運転操作のしやすさ
そう。
まさに『目からうろこポロポロ』とは、このことをいうのではないだろうか。
それまでは見た目が悪いという理由だけで完全否定していたハンドルカバーだったが、本当に5分後には180°気持ちが変わっていたんだ。
その証拠に、代車をお返しする際に俺は
ハンドルカバーの良さがわかっただけでも、この代車を借りることができて良かったです。
って、一言をそえたし。
この車検の一週間後には、楽天でハンドルカバーを注文しているんだから青天の霹靂だ。
実際にMRワゴンさん(Pharmの先輩車両)に装着してみてわかったことだが、なぜハンドルカバーを装着しただけで運転が快適になるのかというと、単純にハンドルが太くなりフワフワになるからなんだ。
想像してみてくれ。
● 細くてゴツゴツしたハンドル
● 太くてフワフワしたハンドル
どっちのほうが、より握り心地がいいだろうか?
理解しやすいように、身近なボールペンでたとえてみようと思う。
たとえば、ここに二本のボールペンがある。
どちらのほうが握りやすいか?
そして、長く書いていても疲れにくいだろうか?
答えはこっち。↓
ラバー素材を採用しているグリップは、支える指に負担をかけないように設計されているから、軽いチカラでも指に吸いついてくる。
それはまるで、指とボールペンが一体化したような心地よさを生み出し、文字を書くのもスルスルとなめらかなんだ。
一方のこっちは。↓
スリムでかっこよく、一見バリバリ仕事ができますってふうに見せてはいるが、ボディラインに凹凸がなくツルンとしているから数文字書くのにもストレスを感じてしまう。
細すぎるからムダにチカラが入ってしまい、結果的に右腕全部がグッタリするんだ。
「高級だからなくさないでね」とプレゼントされたものの、数文字書いてみての感想が「100均のボールペンのほうがマシだぜ」って思ったことはここだけの秘密にしてくれよな。
兎にも角にも、太くてふわふわしたボールペンのほうが指や手首に負担がかからないということがご理解いただけただろうか。
で、それはハンドルにも同じことがいえるんだ。
ハンドルカバーを装着すると手に吸いついてきて、とにかくハンドルさばきがスムーズになったんだよね。
とくに乾燥する時期は手のひらの油分がなくなってハンドルがスルッとすり抜けてヒヤリとすることがあるが、そんな時期もピタッと吸いついてくれるんだ。
Pharm、お前が俺の手をしっかり握ってくれるから安心できるんだぜ。
だってP’Deanの大きな手が大好きなんだもん・・・。
さっきまで泣いていたPharmが、照れて目をそらす。
そうそう。
こんなふうに照れるお前の顔を見るのが、俺は大好物だぜ。
「見た目がいい」
「運転がしやすくなった」
肯定派の意見は俺と同じく、実際にハンドルカバーを使ってみてよさを実感する声が多いんだ。
でも、100%肯定されるわけではない。
「ねちっこく手についてくるので運転しずらい」
長所は短所。短所は長所。
俺が称賛した『吸いつき』感が、逆に仇となって肌に合わないって人もいるってことだ。
しかしハンドルカバーの吸いつき感は、確実に誰にでも感じ取れるってことも証明されたよな。
あとは合うか合わないかだけど、こればっかりは実際に触ってみて感じてみてみないと・・・。
ここで俺流のポイント
平成17年式のMRワゴンさんから平成30年式のPharmへ乗り換えた俺が感じたのは、両者のハンドルの太さがまったく違っていたってこと。
MRワゴンさんは、細くて固い
Pharmは、太くて柔らかい
新しい車両のハンドルが太く改善されたということは、太いほうが握りやすいし疲れにくいとジャッジされたに相違ないってことなんだ。
だから、いにしえ車両を運転している人にこそ、ぜひ一度ハンドルカバーを体感してもらいたい。
メリット② ハンドルカバーが暑さ対策に?!
ハンドルカバー歴1年ってことで、春夏秋冬・四季折々は一度だけしか経験したことがないのだが。
一年をとおして一番の収穫は夏の暑さ・・・もとい、熱さ対策だったんだ。
真夏の直射日光で熱せられたハンドルってとにかく熱くて握られたもんじゃないんだけど、ハンドルカバーを装着するだけでその悩みが解決したんだよな。
もともとハンドルカバーを称賛した理由ってのが上記のとおり、握りやすさと操作のしやすさだったからさ。
まさかあの夏の不快感を緩和してくれるなんて・・・思いもよらなかったんだ。
熱さ対策をしたつもりがなかった俺にとっては、完全に『タナボタ』状態だった。
こう見えて俺は、少々ズボラなところがある。
ハンドルが熱くならないようにと
そういった対策を一切怠ってきたんだ。
だから無防備にハンドルを触ろうものなら、アチチって火傷しちまうレベル。
しかも熱くなったハンドルを冷ますことなく運転開始という、なんとも無謀なことをカマして手のひらを真っ赤にしていた派だ。
直進は問題ないとしても右左折がな・・・、マジで危険だったんだ。
それが、だ。
ハンドルカバーを取り付けるだけで、万事解決だぜ!
手のひらの皮がズルムケになるくらいに熱かったハンドルが、温かいと感じるレベルに落ち着いたし。
ハンドルをさすって、熱を逃がすこともしなくて良くなったし。
やっぱりしっかりハンドルを掴むことができるって、最高に安全だよな。
しかもハンドルカバーがチカラを発揮したのは、夏だけじゃないんだぜ。
メリット③ ハンドルカバーが寒さ対策にも?!
真冬のキンキンに冷えた、氷のように冷たいハンドルにもまた効果的だったんだ。
冷え切った指ではハンドルを温めることなどできず、逆に冷えたハンドルで指先のほうがどんどん冷やされて、感覚を失うくらいだったのに。
それさえもハンドルカバーは、見事に緩和してくれたんだ。
車のハンドルに体温を奪われる説。
ハンドルカバーなしだと右腕の骨の芯までがしっかりと冷えていたのに、カバーをするだけでそれがなくなった。
右腕の熱が奪われないってことは、全身の体温も保持できているってことなんだ。
あ。だからかなぁ・・・?
今年の冬はコートを着込むことなく、薄手のパーカーとカーディガンの二枚重ねで乗りきったんだっけ。
スゲーんだよハンドルカバー! 最高だぜ!!
メリット④ ハンドルのイメージを簡単にチェンジ
ハンドルをお手軽にイメチェンできるのもメリットなんだよ。
ハンドルのイメチェン方法として、今も昔もハンドル自体をそっくり取り替えるってことをやってんだ。
昔はさておき・・・今の車両のハンドル中央には、安全装置としてエアバックが格納されているのはご存知のとおり。
だから安易に取替をしてしまうと、不都合なことが起こってしまうんだ。
ハンドル交換の費用は工場によってまちまちのようだが、おおむね3,000~10,000円という情報だった。
正直そこまで高いとは思わなかったけど。
命綱となるエアバックを失ってまでやることじゃないよな。
どんなに安全運転につとめていても、交通事故ってまわりから降りかかってくるもんなんだよ。
せっかく装備されているエアバックを、簡単に手放すなんてもったいない。
そこで便利なのが、ハンドルカバーってわけだ。
ハンドルカバーは安価なもので1,000円程度のものからあるし、自分で装着できるからムダな工賃が発生することがない。
なのに、愛車を自分好みにチェンジできるなんて・・・、なんて素敵なことだろう。
素のPharmも素敵だが、俺色に染まるお前がSuper Sexyだぜ。
この記事にたどり着いたってことは、ハンドルカバーを着けるか着けないかで迷っているんだと思うんだ。
迷うくらいなら、思い切って購入してしまったほうがスッキリするぜ。
さっさと行動すれば、ウダウダ考え続けるムダな時間がなくせるんだ。
俺的には、ハンドルカバーは最高なアイテムだから超オススメするぜ。
ハンドルカバーのデメリット
ここまでは俺が感じたメリットを紹介してきたが、ハンドルカバーにはデメリットも存在する。
そりゃそうだ。
100%の人間が肯定するなんて、100%ないんだから。
とは言いつつも俺自身がデメリットを感じていない以上、詳細を列記することが難しい。
だから、情報として聞こえてきた声をまとめてみようかな。
デメリット① 他人から笑われる
冒頭でPharmが泣いていた原因も、知らない人からの心ない言葉に傷つかれていたからだったよな。
あんなふうに直接いわれることは珍しいが、昔の俺も、白い目で見ていたのは確かだ。
ハンドルの雰囲気を変えたいなら、ハンドル自体を交換すればいいのに・・・って。
本当に下世話だったよな。
食わず嫌いの下世話は本当に恥ずかしい・・・って、今だから理解できる感情だ。
すべてが見た目の批判なんだよな。
そんなふうに言ってる人にこそハンドルカバーに触れて、感触を確かめてもらいたいと切に願う。
デメリット② 運転がしにくい
■ 手のひらのサイズ問題
手のひらの大きさの関係上、ハンドルが太くなると握りにくくなる人がいるみたいなんだ。
確かに小さい手だと、太いハンドルは握りにくいかもしれない。
ほら、手のひらが大きい人って、バスケットボールを片手で掴むことができるやん。
手のひらが小さいと、よっぽどの握力がない限り片手でバスケットボールを掴むことなんて、到底不可能。
多分そんな感じなんだろう、と思う。
■ 段差の問題
ハンドルにカバーをかけると、ハンドルの内側に段差ができてしまうんだ。
ハンドルとカバーの段差。
この段差が気になって、運転がしにくいって感じる人がいるんだそうだ。
運転しているとき確かに段差は感じるんだけど・・・、運転に支障が出るほどではないと俺は思うのだが。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
ハンドルカバーの良さを肯定する気持ちに抗おうとする感情が、運転をしにくくしているように俺は感じる。
■ 吸いつきすぎる問題
俺がハンドルカバーを大絶賛する『ハンドルが手に吸いついてくる感覚』が、どうにも肌に合わないって人が存在する。
こればっかりは、各々の感覚だからしかたがない。
日本人。
全員が全員、梅干しを好んで食べているかって言うとそうじゃないってのと同じことだ。
P’Deanは梅干しが嫌いなんだもんね~。
お、おいおい。俺の弱点を暴露するなよぉ・・・。
ハンドルカバーは運転が苦手な人に超オススメ
完全に独断と偏見ではあるが、現時点で運転が苦手だと感じている人にこそハンドルカバーは活躍すると思うんだ。
なぜなら俺自身がそうだから。
・右折が苦手
・合流が苦手
・煽られるのなんて以ての外
運転に苦手意識がある人は全身にムダなチカラが入っていて、疲れやすいんだ。
ガチガチに硬直させていたら、そりゃあ疲労感ハンパないだろうぜ。
そのくせカッコつけて片手運転なんかするから、とっさのハンドリングがお粗末なものになってしまいがち。
いや本人にそんなつもりがなくても、意外とガチガチになってるもんなんだ。
ハンドルカバーをつけるとハンドルが太くなって握りやすくなるから、握力が最小化できる。
とっさな瞬間だってハンドルが手から離れないから、誤操作することが少ない。
好き嫌い、向き不向きってのはあるだろうが、ぜひ一度ハンドルカバーのフワフワ感を体感してもらいたい。
この記事のまとめ ●ハンドルカバー最高だぜ!●
ハンドルカバーを装着すると、これだけたくさんのメリットがあるんだ。
逆にデメリットとなるのは・・・。
どう考えても、デメリットよりメリットのほうが大きいよな。
ハンドルカバーの存在が気になっている人は、四の五の言わずにまず買って実装してみてほしい。
とくに気になっていない人も、興味本位でもいいから使ってみてほしい。
そして是非、ハンドルカバーの吸いつき感を体験してもらいたい。
運転が苦手な人ほど、ハンドルカバーのよさが実感できるんじゃないかなぁ。
P’Deanお散歩に行こうよ・・・、手をつないで。
(泣いたカラスがもう笑ってる)、・・・そうだな。
ほら。
Pharmが俺の手を離さないように、あなたの愛車だってしっかり握り返してくれるはずだ。
ただし着脱にはちょっとしたコツが必要だから、覚悟して挑むように。
『ハンドルカバーのサイズや色の選び方を伝授!つけ方・はずし方のコツ』へ、つづく。
※ハンドルカバーを大絶賛していますが、押し付けるつもりは毛頭ありません。
※否定する意見を否定するつもりもありませんので、悪しからずです。